あなたと私はここにいる~A-live connect卜沢彩子のブログ

A-llive connect卜沢の思うこと、伝えたいことなど書き綴ります

集団痴漢被害について

昨日のTV放映で一番言われたのが「集団痴漢なんて存在するの?」ということでした。私のケースのお話を詳しく書こうと思います。

 

ここから先は読む方によっては苦しくなったりする可能性もありますので、心に余裕のある方のみ読んで頂けたらと思います。

 

フラッシュバックなど、起こさないように注意書きをしておきます。

 

 

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 私は学生時代、埼京線を使っていました。

埼京線の先頭車両というのは痴漢の間で痴漢電車として有名らしく痴漢をするために電車に乗っている人もいます。

 

だから埼京線を使うときは、先頭車両には絶対に乗らないようにしていました。とくに先頭車両の一番前のドアは、地獄です。

 

慣れるとわかるのですが、埼京線のホームにいると痴漢をするために品定めをしている人がいます。そういう人は後ろに回り、乗り込むタイミングから痴漢を始めます。

 

私は以前痴漢で新宿の鉄道警察にお世話になったことが在り、その方々に他の日に帰り道に埼京線でお会いしたとき、埼京線で囲み痴漢をするためにネットの掲示板で痴漢仲間を募集する書き込みがあったとのことで見回りをしていると伺いました。

 

私は埼京線で囲み痴漢の被害に遭ったのは、実はTVで放映されたことのときが初めてではありません。

 

高校1年生のとき、当時付き合っていた彼氏と一緒に埼京線で帰っていたとき、ホームの端が階段だったため、つい走って先頭車両に乗り込んでしまい、囲み痴漢に初めて遭遇しました。

 

彼氏はドア側に追いやられ、私はドアとドアの真ん中で四方八方から手が出てきます。

触っていない人も、見物しているのです。混乱して声も出せない状況でした。

1駅後になんとか彼氏が引っ張りだしてくれて出ることが出来ました。それが私が初めて囲み痴漢に遭遇した時でした。

 

しかし、当時、囲み痴漢をいかに証明するのかわからないため、警察に行っても仕方ないのかもしれないと思いました。

 

早めに引っ張りだしてもらえて被害も比較的浅かったので、警察にはいきませんでした。

 

そして件のTVの事件ですが、私はその日は春休みで、髪を切りにいった帰り道でした。私はフィリピン留学から帰ってきた直後だったので、いつも気をつけていることを忘れてしまっていたのです。

 いつもなら満員電車に駆け乗るという自殺行為はしないのですが、気が緩んでいて、走って先頭車両の一番前のドアに駆け乗ってしまいました。

 

その瞬間沢山の人の手が伸びながら、ドアとドアの間の真ん中に押しやられ、四方八方から手が伸びてきます。

 

そして私を中心にして、沢山の人達が私の方を一斉に向いています。何もしていない人も見ているのです。

 

最初は混乱して、とにかく手を振り払うのに必死で。とにかく次に開くドア側へ逃げようとします。

 

それでも押し戻され続けます。

ブラのホックを外され、下着の中にも手を入れられ、体中触られていました。もみくちゃにとにかく乱暴に。

 

そのとき、私はスカートにソックスで、履いていたのが紐で結ぶタイプのショーツだったため、下着を剥ぎ取られました。

 

降りようとしても真ん中に引き戻される。

大きな声は出せませんでしたが「やめて下さい、降ろして下さい」と言ってももちろんやめずに、誰も助けてくれません。

 

今でもあの異様な光景のイメージは強く頭に残っています。欲望の渦に巻き込まれる感覚。

 

こんなにもたくさんの人間が、自分の欲望を満たすためだけに人を傷つけることができるのか、と絶望してしました。

 

男たちはターミナル駅で一斉に降り、私は軽く服を整えたら放心状態のまま電車に乗り、その次の駅で私もなんとか降りて、ボロボロのままホームのベンチに倒れこみ意識を失いました。

 

夜でホームの端だったので誰もいませんでした。被害から抜けてから家に帰るまでのことは当時の日記でも記憶が曖昧です。解離症状があったのだと思います。

 

 そのときはショックでほとんど話すことも苦しくなり、警察に行くどころではありませんでした。

 

おそらく私は母に電話をしたのでしょう。迎えに来てくれた母に、連れられて帰ったことは覚えています。

 

そのときは訴えるという気力もありませんでした。訴えるのは無理だと思っていましたし、証拠もないのに、訴えるための労力を割く余裕はまったくありませんでした。

 

その当時すでに複数の性犯罪の被害経験があったのが重なって、限界でした。これ一つというよりは今までの経験すべてで限界でした。

 

それから満員電車が辛くなり、人口密度の高い密室にいるのが耐えられなくなりました。頻繁に意識を失うようになり、倒れることが増え、大学に通えなくなりました。

 

私はその後寝こむことが増え、ひきこもりになり、もともと行動的だったのにやりたいことができなくなりました。

 

でもこのままで終わらせたくない!と被害の経験を知ってもらうためにブログで公開し始めました。当時小林美佳さんの著書を見たのがきっかけです。

 

それから中野さんに出会いしあわせなみだで活動を始め、今に至ります。

 

性犯罪というのは本当に信じられないことばかりです。今まで生きてきた常識なんて覆されてしまいます。

 

そんなことが現実に起こるはずなんてない、と思うのも、分かります。だって私だって遭うまでは知りませんでした。

 

 

でも、この活動を始めて、たくさんの方が

 

「実は..」

 

と相談したり、打ち明けてくれるようになりました。

 

隠れた被害がこれだけあり、そしてその反対に自分の身近にあるわけがないと思っている人の多さにも驚きました。

 

あるわけないと思うから、「そんなことに遭うお前がおかしい」となってしまう。そんなことに遭う自分が悪いのかとひたすら自分に原因探しをしてしまう。

 

そのことにより、一度被害に遭った人は複数の被害に遭うようになります。

 

 

 

目を背けたくなると思います。

見たくない時に積極的に向き合って考えろ、というのは違うと思います。

 

男性が悪いのではありません、男性でも被害に遭いますし、そもそも男女で対立しても無意味です。

 

悪いのは性暴力をする人、痴漢、そしてなによりそれを許す風潮、それを生み出す社会構造です。

 

それを変えていくために動くことは、きっと多くの人が生きやすい環境を作ることになると思っています。

 

そういう現状がある、ということを知っていただけて、頭においてもらって、考えるきっかけになったら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TBSのTV放映を終えて。感想と補足【性犯罪厳罰化、集団痴漢】

出演していた、TBSNEWS23の放映が終わりました。

担当してくださったTBSの兼井さんは出演されていた山本潤さんの報道の勉強会で勉強されており、取材から、その後に至るまでずっと細やかに気を配ってくださっていました。

 

それでもメディアというのは番組を見るまではどういう言葉や場面がどのように使われるか、わからないので思っていることが伝わらず、誤解されることがないか物凄く怖かったです。

 

特殊な苗字なので家族が傷つかないか、そういうこともすごく気になりました。

私が被害に遭ったことで、沢山の人に心配をかけ、傷つけたことの罪悪感で2,3年表立った活動を控え悩んでいたことも関係しています。

 

それでも私は、絶対に後悔しないと確信していましたし、今もしています。

たとえ上手く出来なかったりしても、自分はその後悔やあったことをよかったことに変えるために自分を省みながらも努力していくだけだと思っています。

 

私のただの感想としては、もう自分が喋っているのがTVに写っている時点で経験がないので、不思議な感じで

 

この時鼻すすってたの撮影めちゃくちゃ寒かったから鼻出てたんだよなぁ

とか

緊張して話してる上に寒くて顔険しいなあ。

とか

自分ってこんな話し方してるのかなぁ…

のような

しょうもないごく個人的な感想を感じていました笑

 

 

放映の内容ですが、性犯罪について詳しく知らない方にもわかりやすい、ニュートラルな報道だったのではないかなと思います。

 

性犯罪の問題点と今回の法律改正について、被害が表面化しないことやセカンドレイプの問題、被害後強く、そして長く苦しむという論点をしっかり抑えていたように思います。

 

もっと可哀想に、描くことだって出来たと思います。

できるかぎり恣意的な「被害者像」を除いてくれたと思います。

 

実名で顔を出して、というのは私の要望でした。

 

それは、匿名で、顔がモザイクで、というのは、そこに確かに存在するという感覚が薄れてしまうと思うからです。

調べれば私は実在することは分かりますし、存在することだけは確認できるはずです。

 

自分と関係のない世界の話、作り物のフィクションの世界の話ではないということを訴えたくて、実名、顔出しでずっと活動させていただいています。

 

以前の共同通信の取材でも実名で記事にしていただいていました。

 

番組として伝えたいことには問題ない範囲ですが、時間に限りがあることもあり、情報が不足していたり、うまく伝わってなかったかもしれないこともあるかもしれません。

 

ブログで補足説明をしておこうと思います。

 

まず集団痴漢に関して、今回の法改正については、詳しいことは別の記事に書きました。

 

urasawa-ayako.hatenablog.com

 

 

urasawa-ayako.hatenablog.com

 

集団痴漢は正確には通学中ではなく、その時春休みで、髪を切りに行った帰りで夜の20時くらいでした。

 

そして、小田急線が写っていますが、被害に遭ったのは埼京線です。

私と同じ埼京線で、実際に囲み痴漢の被害に遭った女性がTVに対する反応をくれたことで、やっぱり他にも被害に遭っている女性がいるんだなと改めて思いました。

 

私の同級生も埼京線で似たような被害に遭っています。

 

それは埼京線は乗車率が高く駅間が長く、かつ、先頭車両の一番前は逃げ道をなくすのに好都合ということが関係しています。

 

 

私はセカンドレイプをなくしたい、というのが一番目下の目標です。

 

性暴力に対する正しい知識をつければセカンドレイプがなくなり、そのことで性暴力が起きにくい社会になると思っています。

 

セカンドレイプが起きることは加害者にたいして、都合がいい状態になるのです。

 

被害に遭った人がこれ以上傷つかないために、性犯罪とは、性暴力とはどんなことなのかということを知ってもらう

 

というのを軸にしています。

今後法律や支援制度含め、被害に関する知識、対応に関する知識も、ブログでも公開し、

勉強会なども定期的に開きたいと考えています。

 

放映前は私よりも先に理事長の中野さんを始め他の方々が告知してくださり、

放映が終わり、知人、友人が連絡をくれて励ましてくれたり応援してくれることが本当に嬉しかったです。

 

自身も大変なのにも関わらず、直後に山本潤さんが連絡をくださったのも感激しました。

 

私はまだまだまわりの方に比べ、余裕が足りず、未熟だなあと感じます。

放映を見て応援してくださった方、本当にありがとうございました。

もし、見て、少し調べたい、知りたいとか、被害を無くしたいと感じてくれる方がいてくれたら嬉しいです。

 

TBSのウェブサイトに動画がアップされると伺っているので、公開されたらまたご報告致します。

 

感想を追記しました。

 

urasawa-ayako.hatenablog.com

 

 

性的被害年表(概要)

具体的にどういう経験をしてきたのか今のブログだとわからないので、

概要だけざっくりまとめてみました。

今後追記編集すると思います。

 

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小学生1年生

登校中、通学路で知らない大人に下着の中を触られる

 

小学生6年生

下校中、通学路で声をかけられ、自慰行為を見せられる

 

高校時代、大学時代

 

埼京線での通学時の痴漢

・毎日のように痴漢に遭い何度も警察に行く

・ジャージを履くなど自衛手段を考えてその度実行しても被害は減らない

・警察の対応、周りの目や風潮など、問題を強く感じる

 

大学2年(2007)

・交流会の帰り道に帰り道が同じだった初対面の男にかばんを返してもらえず

タクシーに乗せられて自宅に強引に連れ込まれレイプ未遂 後に裁判をした事件

PTSDを発症、ODによる自殺未遂で入院

 

 

大学3年(2008)

4月

囲み痴漢に遭い、対人恐怖症になり、引きこもり生活になる。

 

電車、カラオケ、教室などの人口密度の高いところの閉所恐怖で大学に通えなくなる

 

 

大学4年(2009)

4月

心を壊し、休学し重度のうつ症状の中、

実家で家族が揃って食事にでかけ、寝込んでいたため一人留守番をしていた際に泥棒が入り、強姦未遂

鍵をかけていたがピッキングされていた

 

9月 

民事裁判を起こすことを決める。弁護士と裁判準備開始

 

大学5年生(2010)

4月 訴状提出

 

大学6年生(2012)

裁判第一審、請求棄却 一審

相手側の弁護士からの精神的追い込んで何も言えなくしようとする酷い質問など裁判の問題点も感じる

控訴

 

6月 帰り道に体調を崩して倒れ、酔っぱらいと間違えられ、複数の男に連れて行かれそうになったことにより、フラッシュバック復活

 

 

第二審請求棄却

 

2014年11月

 

フラッシュバック復活

 

2015年8月

飲み会の帰りに無理矢理ホテルに連れ込まれ、逃げ帰る

 

 

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TBSのNEWS23に出演します【2/22(月)22:54〜 】

 

先日、TBSの報道番組、NEWS23の取材を受けさせていただきました。

性犯罪の刑法改正に関してのニュースです。

 

私は性犯罪被害の当事者と支援者の立場でお話しさせてもらっています。

 

私は被害には複数遭っていて、

被害の話をいくつかさせていただいたのですが、その中で囲み痴漢の被害についての話と、法改正についての意見をお話ししています。

 

また、私がカウンセリングに通っている病院とカウンセラーの池亀さんにも取材に協力していただきました。

 

カウンセラーの池亀さんと、取材には参加しませんでしたが、主治医の朝比奈先生のおかげで自分の認知の歪みに気づき、

自分を大事にする、休むということを教えていただき、少しずつ自己肯定感を取り戻すことができて、

本当に感謝しています。

池亀さんもここからねっとというNPOで活動されており、

初めてカウンセリングを受けたときも

私の活動にも理解を示して応援してくださったことが本当に嬉しかったのです。

 

 

私は新聞は何度か取材を受けたことはあったのですが、テレビは実際に放映されるのは初めてです。

 取材はとにかく凄く緊張してしまいました。

 

また取材の機会があったらちゃんと落ち着いて話せると良いな。

と終わって放映される前からそんなこと考えてたりします笑

 

そのとき話したことや感想も書いておこうかな。

 

 

私はここ2,3年ほど性暴力に関する活動は最小限に抑えていたので、

なかなかとっさに言葉が出てこないことが多くて、そのときのことを思い出しながら話していたんですが

その当時のことを思い出してつい涙が出てしまっていたこともありました。

止めてもらってちゃんと鼻噛んでから話せばよかったのにそのまま、取材を受けたので焦っていっぱいいっぱいになってしまったので

思っていることをちゃんと伝えられたかすごく不安です。

 

私は一時期ほとんど涙が出なくなってしまっていて、

ここ1,2年で涙を取り戻したので本当に些細なことで泣いてしまいます。

嬉しくても悲しくても、漫画読んでもアニメを見ても、

些細な家族の幸せなシーンや、頑張っているところや成長を見るだけで泣いてしまいます。

 

泣けるということは凄く嬉しい事なんだなと思っています。

だからあまり泣いているから辛そう、可哀想とばかり捉えられないと良いなぁ。

 

辛かったことも間違いなくありました。

私が辛かったのは、被害に遭った事自体よりもそれでPTSDを発症したり、

うつ状態で体調が常に悪く、

ストレスがかかると意識を失って倒れてしまうことでした。

それにより大学の保健センターで酷い扱いを受け、

「あなたが来るせいでみんなが迷惑している」「大学に来ないで」

と言われて、大学にあまり行けなくなったこと。

実際に迷惑なのはわかっているからこそ、辛かったです。

 

被害が辛いからではなく、倒れる症状があることによって電車にもなかなか乗れない、

やりたいことがたくさんあったのに、出来なかったことが多く、

たくさんの時間寝て過ごさざるを得なかったこと。

 

それが一番辛かったです。

 

取材などで性暴力のお話をするとき、いつも違和感を感じるのはいわゆるイメージと現状との違いです。

 

性暴力被害で長く苦しむのは、その事件自体を長く引きずっているとは違うことも多いのです。

一番長引くのは被害による精神疾患です。男の人が怖いという、わかりやすいものだけではなく

体調が悪いことが続きます。

 

それによって長く苦しむことで被害に遭わなければ普通に過ごせていたと考え、被害がより辛くなるのです。

 

そういうイメージとは違う現状を伝えて、どこに問題が在り、どこに生きづらさがあるのかを伝えられたら良いと思います。

 

性暴力被害経験について語る機会があると、

よく思い出させてごめんなさい、とか思い出さないように、と気を使っていただけてるのですが、

私は被害を思い出すことや語ることは特に辛いとは感じていません。

それだったら7年もこんな活動してないです(笑)

 

そう言われて腫れ物みたいにされてしまうことのほうがどちらかと言うと辛いかな。

 たとえ過去が辛かったとしても、その経験が自分や人が前に進むために

役に立ったのなら私にとってはあってよかったことになるのです。

 

だから性暴力被害について語ることは私にとって恥ずべきことでも、辛いことでもないのです。

 

私の性暴力に関する活動の軸は、知ってもらう活動です。

性暴力がなくなるためには、どういう現状があり、何が問題なのかということをできるかぎり多くの人が認識することが必要です。

そもそも、性暴力が起こっている事自体や、性暴力に遭うというのはどういうことなのか、

どんな制度でどんな対応を受けるのか。

そういうことを全く知らない人が多いと思います。

 

まずそれに興味を持てる、知ることが大事だと思っています。

 

性暴力に関する活動をしていて感じることや経験、そこで得た知識は伝えることが出来ますが、

もちろん私は被害者のモデルケースではないし、被害者の代表でもなく、

私の考え方=被害者の意見ではありません。

 

だからこんな人もいるな、と興味を持つ思ってきっかけになれたらいいなと思って語って、活動しています。

気になることがあるなら、

 

これってどうなの?どう思う?

と聞いてくれたら嬉しいです。最低限の良識の範囲内でね(笑)

 

だからこそ知りたくなるような取り組みをしていけたらな、と思っています。

 

 

テレビ放映を期に私を知ってくれる人もいるかもしれません。

そういう人にちゃんと自分の考えや想いを伝えられるようにこれからも活動していきたいです。

 NEWS23(TBSテレビ)

www.tbs.co.jp

ブログ移転しました。

あけましておめでとうございます。
今まではアメブロで記事を書いていたのですが、
大学生の頃から使っていたためずいぶん昔の記事が多く…
きゃぴきゃぴしてるというか、幼いというか…
今見るといろんな意味で恥ずかしいものも多いです。
それはそれで大切な過程だとは思うんですが大学生当時に書いたものは今の気持ちと合わないものが多いんです。
私のこと知ってくださって、ブログ見た方に今と違うことが伝わってしまうのは嫌だなと思い
分けることにしました。
 
心機一転、ブログを新しくしたいな、
とずっと思っていたので年明けのタイミングではてなブログに移ることにしました。
 最近アメブロのゴデゴテ感に疲れてしまっていて。
 
アメブロは本当に初期のブログ1位になったら100万円!
という頃から使っていたので愛着があったんですがね。
 
最近いろいろなブログサービスがありますし、すごく悩みました。
noteやWordPressも気になっていて、
考えたんですが、始めるのにあんまり力を入れすぎず続けるにはシンプルな方がいいなと思ってはてなブログにしました。
 昔のブログは閉鎖して、移行して編集しなおしてまた公開できればいいなと思っています。

今のところ2014年から移行しました。それでもかなり考え方や書きたいことも違う。
 
アメブロにメッセージが届いていたのに見ていななくて消えてしまったということも増えたので。
送ってくれていた方で気付けていなかったら、申し訳ないです。
 
メッセージは今後TwitterFacebook、メールなどで統一できたらなと。
 
3年前くらいから方向性に悩み、
あまり表に出なくなり、ITにもすっかり疎くなり、
2年前くらいから自分を見つめなおして生きてきて心境の変化が大きく、
去年に自分だけでなく人にも向き合い、今までやってきたことが繋がり、生きていく指針がようやく固まったと思っています。
 
このブログは、とりあえずは思ったようにやりたいな、と思っています。
あまり固くなると気を張りすぎて疲れてしまうので。
書きたいことは、日々の気付き、性に関して(一言でなんて表現するか難しい)、美容、健康、食、ライフハックなどです。
自分の中に貯めていたものをちゃんと出していきたいです。
ずっと頭の中でぐるぐるしてしまうし。
これからもよろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 

エロゲーイベントを開催しました。

昨日(日付変わったので)、浅草橋ブレッドボードにて、エロゲイベントを開催しました。

本当にゆるーくではあるのですが、浅草橋ブレッドボードで「ゆるゆるエロゲーを語る会」というのを主催させていただきました。 

知らない方も多いかもしれませんが、私はオタクで昔から特にシナリオ重視のエロゲーが大好きだったのです。

いわゆる抜きゲーのイメージだったりで嫌煙する人が多く、もったいないなぁと。
(私は詳しくありませんがそれはそれで面白いと思ってますよ。)
エロゲの素晴らしさをもっと知って欲しい、間口を広げたい!

という想いはずっと持っていてそれをブレッドボードで話していたところ突如として決まったイベントでした。

共同主催してくれて、勢いで巻き込んでくれた麻衣さん、
まとまってわかりやすいプレゼンをしてくれたしろむくん、
3次元の性や恋愛との繋がりについての問題提起をしてくれたきのコさん、
本当にありがとうございました。

最後の方参加者も交えた座談会ではエロゲーを通じた社会と性の向き合い方、のような堅めの話になってもはやゆるくなくなっていたかもしれません。
ただなかなかこういうコンテンツについて真面目に語る機会というのは少ないと思いますのですごく楽しかったです。

制作側の方もいらしたので、そちらの目線からのお話も伺えて本当に私が一番楽しかったイベントだと思いました。


来てくれた方の半分くらいはプレイしたことがなかったようので
エロゲーっていうのはそもそもどういう種類があって、どういうものなのか、という簡単な解説と、おすすめのゲーム紹介をプレゼンさせていただきました。

好きなことを話したい!!というだけで興味を持って集まってくれる人がいて、繋がれるのは本当に嬉しいですね。

私は性暴力をなくす、という活動に携わっている関係で、エロゲーが好きだ!ということをネット上では隠す方向でいたので、かなりの挑戦でした。

確かに問題が存在することや、それによる影響があることは事実です。
実際に二次元の性的コンテンツには問題はたくさん存在しています。

でもその問題は本当に複雑なもので、
簡単に「こうすればいい!!」
と言えない状態だと思います。

シナリオゲーム中心とはいえ、
エロゲープレイヤーとしては
「男性や性欲や2次元コンテンツ自体が悪いわけではない!!」
ということを強く思うのです。

オタクとフェミ二スト界隈に関してのdisり合いを見ていると辛いのです。

どちらも悪いわけではなくて、知らないのだ。と。

知らないから一括りにして相手を否定する流れになってしまう。

問題は人を尊重しないで傷つける行為や生きづらさがあるということ自体なんです。

だからむしろどんなものなのか?と間口を広げたり、お互いが理解できるようにできたらいいなって思っています。

だから今後は、もっと性や二次元、男性に肯定的なアプローチをしていけたらと思っています。

私も好きなものを好きだと言いたいのです。

嫌われるかも知れませんが、譲れません。

私自身
弱者や女性を支援したい!!!
というよりも
男でも女でも特にこだわりはなくて、
苦しい思いをする人が少なくなって欲しくて、
人を尊重したコミュニケーションや
問題点を認識した建設的な改善に向かう話し合いがしたいだけなのです。

そういう意味で私自身至らぬ点が多いので色んな人に色んな観点をいただけるのが本当に嬉しいのです。

重ね重ねになっていますが、
テキスト、声、BGM立ち絵CGムービー。
こんなにたくさんの要素を同時に味わえ、かつ表現の幅の広い媒体はなかなかないと思っています。

エロゲーは総合芸術!!!

と堂々と言っていきたい。

小説を読むような気持ちでエロゲーをプレイして欲しい。

女性や非オタにも楽しんで欲しい。

衰退してきているし、私自身出来る時間はかなり少なくなりました。

それでも私の人生に確実に影響を与えた感謝すべきコンテンツなのです。

今回はあまりちゃんと準備も出来ず
告知もせず、
体調的精神的余裕はほとんどない状態でしたが、
もっと余裕のあるときに
プレイしてみたり、お話ができるイベントを不定期で開いていけたら、と思っています。

来てくれた方、楽しんでもらえたかな?

あまり話せなかった人ともちゃんと話したいな。楽しめたかな?

興味ある、来てみたい、という方いたら声かけていただけたら声かけてください♪



11/22(日)明治大学ヒューマンライブラリー2015に参加させていただきます!【告知】

お久しぶりです、卜沢です。

体調がなかなか安定しなくて、書きたいことたくさんあるのにずっとブログも書けていなかったです。

いつもこれだちゃんと落ち着く時間作ろう。

酷い状態のなかにも短い時間の凄くいい状態の頻度が増えてきて、

不安定でも着実に前に進んでいる実感がある、今日この頃です。


近頃素敵な出会いが多く、その出会いの一つにヒューマンライブラリーの活動があります。
10/3に初めてブックオブ・りーふぐりーんさんのヒューマンライブラリーという活動に
本として参加させていただきました。

ヒューマンライブラリーとは、生きている図書館とも言われている活動で

簡単に言うと人を本に見立てて本を借りて読み聞かせをするように話をするという活動です。

活動自体知らず、本にも参加者にもなったことがなく、右も左もわからなかったのですが

感動してしまい、この活動にもっと関わっていって、広めていけたらと思うようになりました。


そして先ほど触れた高田さんの主催されているヒューマンライブラリーのリハーサルで出会った明治大学の素敵な学生さんに、

今度の11月に明治大学のゼミで学生が主催すると聞き参加させていただくことになりました。


先日リハーサル兼懇親会に行ったのですが、国際系の学部だからもあるのか、
大学も新しく綺麗で寛容な空気で、
横田ゼミのみなさんはいろいろな価値観に歩み寄ることができる、本当に素敵な学生さんばかり!


本の方はマイノリティの方が多かったのですが、前向きに捉えている方が多く、
かえってエネルギーをもらえました。

明治大学のヒューマンライブラリーの特徴は本と読者の1対1!ということです。

私は話すのは1対大勢よりも1対1の方が大好きで得意なので凄く嬉しいです。
義足体験、障害者プロレス、障害者サーフィン、HIV、義足ランナー、専業主夫...
などなど他にも興味のある本がたくさんです。


明治大学ヒューマンライブラリーにも慣れていなく、それどころか本としては初心者なのですが、

本当に丁寧に準備してくださっているのがわかり、私自身本当に楽しみにしています。


今回私はこういう本として貸し出させていただきます。



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タイトル「わかりたい、伝えたい。性暴力被害を経て」

著者:卜沢彩子

あらすじ

度重なる性暴力被害で心と身体を壊し、
自分と人に向き合い続けてきて見えてきたことについてお話ししたいです。

人に絶望するような光景を目の当たりにしてきたけれど、
それでも、だからこそ私は人間が大好きです。

性暴力に関する質問も気軽にして下さい。


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性暴力を通じて、私が得たことについてお話をしたいと思います。


完治なんてないのかもしれない。
たくさん失ったからこそ、傷ついたからこそ、倒れたからこそ、間違えたからこそ、
何度も折れたからこそ、傷つけたからこそ人と自分と向き合うことができるようになった。
傷つく前よりももっと大切なモノをたくさん得れた。
辛く深刻な話で終わるのでなく、そこから見つけた世界の美しさを共有したい。
人を傷つけようとして傷つけている人ってあまりいないと思う。
わからないから傷つける。わかってほしいから、わかりたい。伝えたい。
そんなことを性暴力の経験を交えて話せたらと思います。

性暴力の現実についてもお話したいのですが、データを講義することや、
性暴力被害者はこうなんだということよりは

あくまで私個人のお話として受け止めていただけたらと思います。

1対1なら臨機応変に話せるし、凄く楽しみです。


どんな人でも物語があり、本になることができ、
人の人生とはこうも全員違って面白いものかと、多様性を受け入れる事ができる、

会話形式になることで講演のように一方通行にならずに、
本も読者によって見せ方を変えられることがヒューマンライブラリーの魅力だと思っています。


ぜひ、明治大学ヒューマンライブラリー2015にお越しください。

主催運営は学生ですが本は社会人が多く、どんな人でも楽しめるイベントになっていると思うのでぜひお越しください!


詳細はHPでご確認下さい!


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  概要

  明治大学ヒューマンライブラリー2015

  日時:2015年11月22日(日) 11:00開場、11:30~17:00

  会場:明治大学 中野キャンパス

  入場無料 事前予約不要

   (※当日、同意書へのサインをお願いしています。)

    詳細はこちら

http://ictedu.org/y-seminar/

   
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告知とかメールとかブログの書き方忘れつつあって凄く時間かかったり、連絡も時間かかったりでなかなか慣れないけど

ちょっとずつ頑張っていきます。

近くなったら加筆修正するかもしれません。